top of page
幹細胞培養上清治療
幹細胞培養上清とは
間葉系幹細胞(MSC)を培養した時に得られる上澄み液です。MSCは体性幹細胞とも呼ばれ流細胞で、分裂能及び分化能を持った細胞です。分裂能は文字通り分裂して同じ細胞増やす能力で、分化能は脂肪細胞や骨細胞、軟骨細胞といった別の細胞に成長する能力です。間葉系幹細胞は現在、再生医療安全性確保法の下で、脊髄損傷、中枢神経障害、糖尿病、慢性疼痛、変形性関節症、しわ・たるみ、アトピー性皮膚炎、糖尿病、等々の様々な疾患に対する治療に用いられています。このような多岐に渡る疾患に対して治療が行われているのは、MSCが産生する様々なサイトカイン、増殖因子、エクソソーム等が多種多様な細胞や組織の修復を行うことができるためです。
幹細胞培養上清にはMSCが産生する上記の物質が含まれるため、MSC投与と同等の効果が期待できます。また、幹細胞培養上清の製造に用いる細胞には脂肪由来MSC、歯髄由来MSC、臍帯由来MSCがあり、含まれる成分に多少の違いがあると想定されています。
